【レポート】事例で学ぶ、クラウド全体の観測と迅速な問題解決を実現する統合モニタリング #AWSSummit
こんにちは HIRANO@おんせん県おおいた です。
今回は、「事例で学ぶ、クラウド全体の観測と迅速な問題解決を実現する統合モニタリング」というDatadog社のセッションを聞きましたので、レポートします。
セッション概要
Datadog Japan 合同会社 カントリーマネージャー 国本 明善 氏
ここ 10 年で企業情報システムは劇的に変化しました。少数のプラットフォームから多種多様な XaaS が組み合わされ、サーバーはモノリスからマイクロへと変化。リリースの頻度も増加し、開発と運用の間の壁がビジネスの制約とリスクになっています。テクノロジースタックの全レベルで問題が発生する可能性があり、すべてのチームが信頼できる唯一の情報源とクラウド全体の観測、そして迅速な問題解決が欠かせません。本セッションではそうした今の情報システムに欠かせない統合モニタリングについて事例を交えて解説します。
動画と資料
セッションの動画と資料はこちら
レポート
スピーカー: Datadog Japan 国本明善さん
- DATADOG => クラウドベースのモニタリングサービス
- クラウド時代の開発、運用、ビジネススキームに対応すつ統合型のSaaSモニタリング・分析プラットフォーム
- アプリケーションとシステムインフラストラクチャの状態を正確・リアルタイムに把握することが可能
- その上で、ビジネス上の意思決定を行い、顧客の問題に直結するトラブルを迅速に解決し、エンドユーザのエクスペリエンスを改善可能
- 設立 2010年
- 本社 NewYork
- 開発チーム、運用チーム、ビジネスチーム間のサイロを破壊してきた
- ビジネスの全体像を把握できるようにして、問題を迅速に解決できる
- 理念 シンプルだが単純ではない
- ユーザがセルフサービスで使いやすいことを目指す
DATADOGの急激な成長の背景
- 市場のダイナミズム
- クラウドに移行する中で4つの変化
- 使用されるテクノロジーの多様化
- コンピューティングユニット数の規模
- リリース頻度
- 関連するユーザーの数
- これらの変化で複雑さが増加 => DATADOGがサポート
お客様の課題
- 最新のアーキテクチャ
- 多層化複雑化、問題が重なり合うとクリティカルな問題につながる
- ビジネスに大きな影響を与える
- 小さな問題を初期の段階で捉える必要がある
- 従来、一般的に、階層ごとに異なるツールで監視
- 各チームが個別に監視、他のチームへの影響が判断できない
- トラブル発生時、根本原因にたどり着くのに大きな労力が必要
- クラウドに移行すると、観測性が劣化、クラウドのベネフィットを享受できないジレンマ
- これらの課題をDATADOGが解決
DATADOGによる課題解決
- 統合型の監視・観測ができる
- 単一のエージェントが全てのデータを収集
- 全てのデータをDATADOGのプラットフォームに送信
- ダッシュボードに自動的に表示
- バックエンドサイドと、アプリケーションサイド、集約して表示できる
- 複数のチームが、1つのプラットフォームで協業できる
- ユーザ体験を監視可能
- ネットワークパフォマンス、デバイスの管理が可能
- 信頼できる唯一の情報源を各チームが共有
DATADOGが選ばれる理由
事例紹介
Sansan株式会社
アパレルEコマース
コーヒーチェーン
感想
ログ/モニタリングを統合管理することで、お客様やビジネス視点で問題解決でき、さらに顧客理解につながる分析をすることで、ビジネスの発展にも寄与できるという、かわいい犬のロゴからは想像できない世界でした。 みなさまのビジネス発展のご参考になればと思います。